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一部の特権階級のみに「貢献する」場合、その他非特権階級の方々からの収奪とセットとなる可能性が高い。

数百年前の農奴や、日本での戦前までの小作人は、確かに領主、地主に貢献していたが、領主、地主の富と引き換えに、日本でも女工哀史に代表される人身売買等の悲惨な犠牲が払われていた。

 

この観点からヘッジファンド、という事業体の評価をするならば、

彼らの投機により、食糧価格が急騰し、結果全地球的な食糧の最適配分が阻害されている面も否定できない。

また、ポールソン&カンパニーにしても、彼らの利益創出はSubprime住宅ローン債務者のDefault、それによるCDOの無価値化=CDS保有者へのCDO額面金額の支払、という仕組みに負うており、CDO保有機関投資家の巨額の損失と、多数の住宅ローン支払い不能者の犠牲の上に成り立っている。

 

そもそも論として、投機の世界は「有限の価値の奪い合い」であり、

誰かが儲ければ、誰かが損する。

これが短期的に行われるが故に、そこから「価値」が創出される可能性も低い。

仮に長期投資戦略を鑑みる場合、投資した資金をベースにその企業が新たな技術やサービスを創出し、「社会」「経済」の富の増大に「貢献」できる可能性がある。

短期的な売買、しかも現在のように実物の移動がない、デリバティブを活用した「博打」では、実体経済・社会における価値は生まれようもない。

 

よく、ヘッジファンドの存在意義として、「実態価格と理論価格の乖離の解消」

つまり、バブルの未然防止、デフレからの回復、等の「調整弁」機能を上げる方もいる。

 

先物に投資をする限りにおいて、確かに実物価格への影響はゼロではなく、

ある程度の「調整弁」の役割も果たす可能性はあるが、

それにより、商品、例えば食糧や、鉱物(金・銀・白金等)の生産量が向上するか、

と言えば、決してそのような事はない。

 

ポールソン&カンパニーの提供価値は、唯一、不動産バブルを崩壊させ、

これ以上の信用膨張を防いだことだろうが、

バブル経済の軟着陸を望む多くの人間の希望をしり目に、

急激に崩壊した信用の失墜に拍車をかけた意味では、

たとえ合法とはいえ、社会に与えた害悪もまた大きい。

 

社会、経済への提供価値の多寡により、企業の存在意義が決せられる、

との前提に立てば、

ポールソン&カンパニーも含め、ヘッジファンドという事業体には、

存在意義があるとは、考えづらい、という結論に至る。

 

 

以前紹介した米国に本社を置く、グローバル巨大ヘッジファンド、ルネサンステクノロジーでは、MBAすら採用対象ではなく、数学の天才みたいな人間のみを採り、システムにより確実に利益を上げる戦術で毎年大きな利益を上げている。

 

ヘッジファンドの存在意義は何か?

これまで10年以上社会人をしてきて、長時間残業をしつつ、なかなか成果がでない折もあり、それでも頑張らねば、と生きている私も含む多くのビジネスマンの視点からすると、正直なところ「ヘッジファンド等無い方が良い」と考える方も多いのではないか?と思う。

 

「正義」という言葉がある。

昨今NHKでも「ハーバード白熱教室」という番組で取り上げられ、著書も和訳されて相応の知名度を持つマイケル・サンデル ハーバード教授の言葉を借りれば、リバタリアン的視点から見れば、全く何の問題もない、ということになるのだろう。

 

同教授の生徒への質問として出てくるものに、

05年ハリケーン・カトリーナがカリフォルニア州を襲った後、全米平均価格の何割増しの価格で建材や建築サービス等等が売られた。これを禁ずる法律を策定することが是か、非か?」

というものがあった。

企業・事業は利益を上げる事が前提である。そうでなければGoing-Concernでありえない。

故に利益を上げる事に対して、問題があるわけではない。利益が上がるからこそ、税金を納めて公的環境改善に間接的ながらも貢献し、また従業員の生活を保全し、材料調達元に代金を支払い、需要者に物・サービスを提供でき、株主に配当を配る事ができる。

 

企業とは何か、という問いに戻りたい。ピーター・ドラッカーが「マネジメント」の中で問うた言葉だが、この定義に従えば、企業の戦略オプションの中で、何か「正しい」か分類する事ができる。

 

 

かつて友人の某外資系投資銀行、為替トレーダーが、

ロボット・トレーディング、

つまり、一秒間に何万回も取引を行う、しかもコンプライアンス違反にならないように、

を活用し、自動的に儲かる仕組みができている。

という話を思い出しました。

 

時は、サブプライム・ショック前。

それから1年強。さらに強力なフラッシュ・オーダーシステムを完備した、

ヘッジファンド、及び、巨大ヘッジファンドのGS

世界の個人投資家から富を吸い上げて、自分や、その投資家の元に再分配する。

これこそ、資本主義の「ターミネーター」と言わずして何なのでしょうか?

このロボット・トレーディングを駆使し、最強の業績を残したヘッジファンド、「ルネサンス・テクノロジー」の代表ジェームズ・シモンズの年収は何と2,500億円!!とのこと。

 

ターミネーター.gif

確かに、これまでの日本は、小泉・竹中改革以降、「米国流」に追従し、

米国の生み出した「強欲資本主義」の真似をしつつ、

「世間ガバナンス」の為に、米国ほどに、「強欲資本主義」が成長しきれずに、この世界不況を迎えている。

総ての面で、中途半端であり、宙ぶらりんな状態にあるのかもしれない。

 

小泉純一郎20090807.png

竹中平蔵20090807.png

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

01年から06年の長期政権を維持。

昨今、その間の構造改革にて「米国ウォール街に日本を売り渡した国賊」と酷評(評価が逆転した?)される小泉元首相と竹中元国務大臣

 

 

日本の自給率40%。先進国中最低レベルの数値である。

何度も新聞記事で目にされた文言であろうが、まずは、その実態を以下のチャートで確かめてもらいたい。

 

・・・・・(「記事全文を読む」クリックで、続きを読んでください)・・・・・・

 

自給率20090805.png

 

(社会実情データ図録より参照)

本当に、このまま現行の財政・金融政策、非伝統的などと言われる量的緩和等の政策展開が続き、功を奏せば、

数年前まで、異常なまでに発展した「強欲」資本主義が復活する、というのだろうか?

・・・(「記事全文表示」クリックで続きを読んでください)・・・

 

暴動関連記事20090801.png

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

08419日 毎日新聞朝刊「世界穀物価格急騰 途上国を直撃」より

穀物価格高騰により、生活に困った途上国国民による暴動が各国で頻発

 

BRIC'sの保有米国債、短期債比率が上昇傾向にあるとは言え、当然100%ではない。

償還期限が到来した瞬間に、一気に売却に走れば、残りの長期債の価格が暴落し、

自国の資産ポートフォリオを痛めかねない。故に、そのようなことはない、、、、とはかなり楽観的な考え方ではなかろうか?

 

・・・(「記事全文を読む」で続きを読んでください)・・・

 

周小川20090728.png

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中国人民銀行総裁 周小川氏 SDR構想推進論者

 

 

BRIC'sの世界経済における存在感が、急激に増す一方、

彼らの米国債に対するスタンスが変化しつつある事が、明確な数字で現れている。

保有米国債に占める短期債比率の大幅上昇と、IMFSDR(特別引出権)最大700億ドル購入決定だ。

・・・(「記事全文を読む」で続きを読んでください)・・・

 

新興国米国債保有残高推移20090726.png

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(日経新聞朝刊723日参照) 

 

 

KKRは、創業者の一人、ヘンリー・クラリスの父、レイモンド・クラリスと、パパ・ブッシュの父、プレスコット・ブッシュは仕事仲間であり、

レイモンドは、パパ・ブッシュがエール大学卒業後、仕事の斡旋までした、という。

カーライルは、言わずと知れた軍産ファンドであり、対イラク戦争でシコタマ儲けている。

カーライルには、以前はパパ・ブッシュがトップに君臨していた。

 

・・・「記事全文を読む」をクリックして、記事続きを読んでください・・・

 

アルゴア20090721.png

 

クリントン政権下の副大統領、アル・ゴア氏

 

環境運動により、08年ノーベル平和賞受賞

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョン・ドーア20090721.png

 

google、amazon、sunなどにアーリー・ステージで

 

眼を付け、投資に成功したKPCBのジョン・ドーア氏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファンドビジネス、という超ローリスク・ハイリターンの「新しい金融ビジネスモデル」自体、神谷氏の言を借りれば

「強欲資本主義者による、『今日の得は僕のもの、明日の損は君のもの』」

の精神の象徴である、と理解できる。

 

・・・「記事全文を読む」をクリックして、記事続きを読んでください・・・

 

ヘンリークラリスKKR20090720.png

KKR筆頭パートナー、ヘンリー・クラリス氏

RJRナビスコ買収時、LBOの手法を確立し、KKRを最強LBOファンドに進化させた

 

 

 

 

ブッシュ父子20090720.pngKKRCarlyleFundと懇意のブッシュ父子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、もっとビックリ・驚きなのは、先日の記事でも紹介した、ヘンリー・ポールソン元財務長官だ。

5億ドル無税荒稼ぎ!、もあまりにもSmart過ぎて、唖然とするが・・・

それ以上にビックリなのは、ブッシュ政権時代の銀行、投資銀行への公的資金注入方法、それに、Lehman Brothers破綻の段取りである。・・・(「記事全文を読む」をクリックください。)

 

ヘンリー・ポールソン20090716.png

GS株売却に伴い、

500億円を

合法的脱税で

個人資産に加算した

ポールソン元財務長官

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

米国財務省20090715.pngアメリカ合衆国財務省

               

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ついでに、政権中枢に入れば、税制、金融規制改革も思いのまま。

GS経営陣在任中の「子飼い」のため、

将来、「回転ドア」で古巣か、或いは他の投資銀行、ヘッジファンドのトップに天下った際のために、

キャピタルゲイン課税も、相当に金持ち優遇にしている。

ルービン氏に至っては、次の職場での活躍を容易にするための「規制改革」まで行った。・・・(「記事全文を表示」ボタンクリックで続きを読めます。)

 

TIME グリーンスパン、ルービン、サマーズ3人20090715.png

ルービン財務長官、グリーンスパンFRB議長、  サマーズ財務副長官(クリントン政権期)

「世界を救う3人」と呼ばれていた。

実は、世界の富を合法的に懐に入れた稀代の詐欺軍団ではないのだろうか...

(写真は米TIME誌表紙より)

 

 

 

 

 

この中で、「米国世界覇権の終焉」については、昨今の中露の動きを見ている中で、既に伏線は張られている、と感じています。

これも何度も本ブログで取り上げておりますが、ポスト・ドル基軸通貨体制としての、SDR(IMFからの特別引出権)です。・・・(「全文記事を読む」をクリックして続きを読んでください。)

 

IMF20070713.png

IMFInternational Monetary Fund)建物

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

imf2 20070713.png

 

 

何度か紹介させて頂いていますが、政治・経済評論家、副島隆彦氏の不況回復時期と、その論拠についても再度、伝えさせていただきます。

まず、同氏の世界経済への洞察を理解する上で、参考となる書籍を以下3冊、紹介させていただきます。・・・(「記事全文を読む」クリックで続きを読めます)

本題の斎藤一人氏の景気回復時期「予言」の話に戻りますが、

同氏は、「感謝」の精神を持つ人が成功する世界になり、

そのパラダイム・シフトに世界が気付けば、自ずと景気は回復する、

と述べています。(これに後6年程度要する、との予測)

 

精神論的で、少々分かりづらい部分もありますが、

基本的な同氏の論理について、私の見解を記載させて頂きます。・・・(「記事全文を読む」クリックで続きが読めます)

 

 

グリーン・ニューディール政策を提唱する  1933年ニューディール政策期写真

オバマ現米大統領                                          Hulton Archive/Getty Images/                                

                     アフロ写真引用)

      

イメージ 420090708オバマ.png 20090708ニューディール.png                                                              

                                                   

   

                                                                                                                                                

08820Business Week誌で発表された、「幸福度調査」ではデンマークが「世界一の幸福国」に認定されました。(今回はコスタリカが世界No.1)

1981年以来、国際非営利調査機関「ワールド・バリューズ・サーベイ」が97カ国、35万人を対象に収集したデータに基づく結果。

ここで当報告の主執筆者、米ミシガン大学政治学教授、ロナルド・イングルハート氏が、「幸福」の定義の変化、について、興味深い発言をしています。・・・(「記事全文を読む」クリックで続きを読めます。)

 

 

無題20090707.PNG

 

世界一幸福な国、デンマーク、コペンハーゲン(http://blog.goo.ne.jp/magistation/マギーステーションより)

 

斎藤一人氏、と聞いても余りご存知無い方が多いかもしれません。

同氏、メディアに登場することを完全に避けているのが大きな原因ですが。

個人情報保護法により中止されましたが、04年度まで公表されていた高額納税者ランキングで、93年来毎年10位以内にただ一人連続ランクインしていた、「スリムドカン」等のヒット商品を生み出した「銀座まるかん」の創業者の方です。・・・(「記事全文表示」クリックで、続きが読めます。)

 

今、誰がどう見ても不況です。社会問題としてニュースに取り上げられつつも、結局は延期されただけで、派遣社員の方々は職を解かれてしまいますまた、企業業績も悪化の一途。景況回復を喧伝するメディアの動きと裏腹に、不況は益々深まっているのが実際のところでしょう。今回は、この不況回復時期がいつになるのか? 様々な識者、経営者の言をベースに、自説を提示したいと思います。・・・(「記事全文表示」ボタンクリックで、続きが読めます。)

 

51日総務省発表では、093月の完全失業率(季節調整値)は4.8%と前月比0.4ポイント上昇。失業者数は前年より67万人増え、増加幅としては過去最高に並ぶ高水準となった。

イメージ 20090704.png

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(出所)51日日本経済新聞夕刊

かような状況にあるロシアが、09527日、IMF1945年創設以来、初めて行う市場からの「債券」資金調達に応じると言う。

最大100億ドル(約9600億円)のSDR(特別引き出し権)建て債券となる可能性が高く、ロシア側からは早期発行を要請されているとのこと。・・・・・(「記事全文表示」クリックにて、続きを読めます。

 

無題20090701.PNG

会談前に握手をするブラジルのルラ大統領と中国の胡錦濤国家主席(新華社=共同より)

従来の株高を背景に、保有株を担保にレバレッジをかけ、M&Aに積極的に取り組んでいたロシア企業は、Lehman Shock以降の株価急落で、追加担保差出を迫られ、保有株売却に走らざるを得ず、この動きが更なる株安を呼び、0810月時点で、同年5月から78%も株価が下落した。・・・

 

イメージ 2.png

権威主義路線を指導する、メドベージェフ大統領と、プーチン首相  

イメージ 1.png

ロシア株価指数RTSの過去1年推移。08年グルジア侵攻近辺から下落し始め、

Lehman Shock以降は大暴落を喫している。

新生GMの新車生産能力は600万台。縮小する235万台(08GM世界販売台数835万台から新生GM600万台の差)の内、150万台を占めるのが、独オペルであり、この争奪戦に、カナダ自動車部品大手のマグナ・インターナショナルが競り勝った。・・・・・(「記事全文表示」クリックにて、続きを読めます。

 

ストローナック マグナ会長20090630.PNG

ストローナック 

マグナ会長

2009/ロイター)ロシアルーブル暴落.PNG

ロシアルーブル暴落の1年。

 

 

 

 

                                                               http://kiracchi-serendipity.sblo.jp/article/28885206.html)より参照

 

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ここで、注目しておきたいのが、今年にもGDPで日本を抜き去り、

世界第二位の経済大国にのし上がろうとしており、今や国際政治の巨星に成長し、この世界不況脱出の鍵を握る

Grate China、中国の動きである。・・・

 

中国米国債保有残高減少 20090620日経記事.PNG

2009620日日経新聞朝刊記事参照

20090629中国人民銀行前総裁.PNG

20090629周小川.PNG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SDR構想を提唱する、             中国人民銀行前総裁、戴相龍氏

中国人民銀行総裁周小川氏              現 全国社会保障基金理事会理事長 

 

 

前々より、中国は、人民銀行総裁総裁、周小川氏を初め、

ドルの世界基軸通貨体制からの脱却を目指す国際的な発言を繰り返している。

 

ドル機軸から離反し、BRIC'sの潜在的経済成長力と、

それを背景としたBRIC'sの国際政治力をバックに

SDRIMF特別引出権)をべースに、ドルに変わる世界機軸通貨体制を構築しようと、

米国中心の世界構図に対してプレッシャーを掛け続けて来ている。

(詳細は、後日記事にて説明)

 

米ドルの発行量が増加し、その信頼性が下落していく中で、

上左図にあるように、現実として中国の国際保有額は昨今減少傾向にあった。

 

094月待つの中国の米国債保有残高は、前月比で、44億ドル減の7,635億ドル。

086月末以来、10ヶ月ぶりの減少、となったのだ。

Lehman Shock以降の金融危機の中にあっても、「『元』安による輸出産業促進』政策のため

中長期的に安定度の低い米国債を購入し続けた中国も、

さすがに輸出も想定とおりの伸びは期待できず、

国富の流出を憂いて、米国債の「売り」モードに入ったのか、と私も含め、多くの金融筋は考えていた。

 

そもそも、日本と異なり、自分の判断で米国債を「売る」、当然の権利を持っていること自体、

羨ましい限りなのだが・・・

 

 

しかし、ここに来て、訳の判らないロジックで、

再び、米国債買い増しに舵を取ろうとする「意思」を見せ始めている。

 

先日、中国人民銀行の前総裁、戴相龍・全国社会保障基金理事会理事長が、

「外貨準備の運用の多元化をできるだけ速く進めるべきだ」

と、外貨準備のドル資産以外へのAllocationを提唱。これは分かる。

その後、続けて、

「外貨準備運用の多元化には、「一つの過程」を経なければならない。」

として、米国債を一気にうるのではなく、短期的には買い増す可能性を示唆している。

 

 

「一つの過程」ってなんぞや?

二枚舌で、強かな中国外交には、本当に頭が下がる思いだ。

 

米国債購入余力の在る、数少ない国の一つ、中国は、

旧世界の世界覇権国、米国にとっては、最重要賓客。

その賓客の立場で、米国債を売って、新世界機軸通貨を作るだの、買い増すだの、と

米国を揺さぶり、究極的には、世界政治における、キャスティングボードを握る

「プロセス=過程」が必要、ということだろう。

 

いずれにしても、買手がふらついている米国債の行方は、不透明に過ぎる。

国債価格暴落は、金利上昇につながるわけで、

回りまわって、株式価格にとっても、米国に限らず、更に国際的に下落圧力が加わることになる。

 

以上の国際環境の短期的な動向を鑑みても、

CFD取引による、コモディティーの買いか、株式の売りの準備を進めていくことは

資産防衛上、必要な局面である可能性は高い、と考える。

 

 

 

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最後まで記事をお読み頂き、有難うございます。

次号 GM破綻の世界的影響。新規勢力マグナ・インターナショナルの動向編 へ

 

 

 

日銀も、097月より、国債大増刷を計画している。

現状、米国に比すれば、長期金利は相対的に安定しているが、この入札が不調に終われば、長期金利も急騰し、

未だ現実的な回復基調が見えない実体経済に更なるダメージを与えてしまうリスクに直面している。・・・

 

日銀長期国債買取額推移20090622.PNG

 

日経新聞09620日朝刊より参照

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日銀白川総裁20090624.PNG悩み深い、日銀 白川総裁

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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FRBが、23日~24日、FOMC(連邦公開市場委員会)を開催する。

093月に半年間で3000億ドルもの長期国債買取を決めたFRBが、更なる長期国債買取増額に踏み込むか?

非常にシビアで、且つ、米国のみならず、日本も当然巻き込む世界経済・政治・地政学的勢力構図を揺るがしかねない、

極めて重要な判断が、今下されようとしている。・・・・・

 

20090618日経長期金利変動.PNG

2009618日日経新聞朝刊より参照 

日米長期金利変動推移と、 日本住宅ローン金利推移

 

20090624バーナンキ.PNG

ベン・バーナンキFRB議長

 

 

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遂に、昨日、日経平均は、276.66円安(約2.8%下落)で、終値で9,500円は維持したものの、

9649.61円と、大きく下げた。

更に今月6月は3月決算の株主総会ラッシュの時期。

各総会では、大多数のサブプライム、リーマン・ショック以前から株主から、株価下落への不満が噴出した。

しかし、その不満を抱く株価(論理的には(繰り返しになるが)割高なのだが、、)すら、その基盤を支えるシステムが崩壊しようとしてる。・・・ 

 

山田隆持NTTドコモ社長.PNG ハワード・ストリンガー0623.png           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社長兼任を決めた                           NTTドコモ 山田隆持社長 

ハワード・ストリンガー 会長兼CEO     19日(金)の総会では、採択されな

19日(金)の総会では、株主から低迷    かったが、前期の株価下落損失補填

する株価についての意見を求められる    の1株当たり、金庫株3株を割り当て

シーンも。                る動議も出た。

                                                                                                   

 

 

  20090620邦銀調達金額.PNG 

邦銀4月以降の資本調達履歴

09620日日経新聞朝刊より)

 

 

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東京証券取引所など全国5証券取引所(JASDAQ除く)が、619日(金)に発表した2008年度の株式分布状況調査を発表した。

結果、個人の株式保有率(金額ベース)が、04年以来、4年ぶりに20%台の大台を乗せたとのこと。

私自身、これは、現状の株価基盤の脆弱性を示す数値を考えているが、皆さんはどのようにお考えだろうか?

 

20090622日経新聞個人株式保有比率.PNG

09年6月20日日経新聞記事参照(各主体の株式保有比率)

  

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◆Coffee Break◆

 

CFD取引人気銘柄ランキング ベスト5

(09年6月半ば時点/ひまわり証券発表)

 

1. US 30 Wall Street NYダウ株価指数)

2. US SPX500 (ドイツ30種株価指数)

3. E-mini S&P 500 (S&P500株価指数先物)

4. Nikkei 225 Stock Average Index (CME日経225先物ドル建て)

5. SPDR Gold Trust (London gold fixing連動の世界最大級の金のETF

 

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089月以降の株価急落により、

09310日、7000円前後という、26年ぶりの安値をつけ、

これを底値圏と判断した個人投資家の投資が活発化したことが要因、

とのことだ。・・・

 

 

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 次に、GM破綻の日本経済への影響について考えたい。09527日、帝国データバンクは、GM経営破綻した折、GMと取引のある102社に製品納入代金の焦げ付き等の不良債権が発生する恐れがあると、発表している。現状、GMへの売掛債権については米国政府が未回収金を保証する制度を設けており、当該制度の利用が相次いでいるが、余波は残るだろう。・・・

 

20090621記事図表.PNG

GMの大口債権社10位(事業会社)0962日日経新聞朝刊より。

デンソー(6位)、矢崎総業(8位)、日立製作所(9位)、ブリヂストン(10位)と上位10社に日本企業が4社名を連ねる

 

 

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今回、UAWも主力支援団体とする民主党大統領、オバマ氏主導で、「大きすぎてつぶせない」と業界首脳がある種、高をくくっていたビッグスリーの内、クライスラーの破産法手続き審理に目処がつき、GMも破綻した。・・・

 

20090620記事写真.png

インドのタタがジュネーブモーターショー08で発表した約20万円の軽自動車「ナノ」(response.jpより参照)

 

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p>景況回復をアピールする先行指標発表が、昨今新聞他メディアを賑わしている。
国内では、09年4-6月成長率がマイナス1.5%予測からプラス成長見通しに転換した。(09年1-3月はマイナス15.2%と戦後最大下落幅 内閣府発表)。
消費者心理も4ヶ月連続で上昇。失業率も3ヶ月連続で改善。。。
実際、皆さんは、景況が回復している、或いは近々に回復してくる、と本気で思われているだろうか?
これから12回に渡り、現在の世界不況の裏を読み解き、本質的な経済動向予測について読者の皆さんと議論して行きたい。

消費者態度指数(20090523).png

(日経新聞09年5月19日掲載図表参照)

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430日、クライスラー社が米連邦破産法11条の適用申請を実行した。

結果として、同社筆頭株主であった、PEファンドの雄、サーベラス・キャピタル・マネジメントが07年に投じた72億ドルは紙屑と化した。・・・

 

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PE(プライベート・エクイティー)投資、ヘッジファンド投資と、CFD投資。一見かけ離れているが、マクロ的な国際金融の視点から見ると交差する点は実は多い。・・・

 

 

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日経225を売る場合は、CFDの日本225先物指数(相対取引)を利用するか、大阪証券取引所の日経225先物指数(取引所取引)を利用するかのどちらかであろう。・・・

         CFD取引日経平均株価2.JPG

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日経平均株価は4月17日の終値で8,907円となっている。3月10日の安値7,021円から1ヶ月で約27%の急上昇である。

この要因は信用不安の一旦の落ち着きもあるが、年金積立金によるPKO(公的資金による株価買い支え)ともとれる買いと政府の追加経済対策(財政支出15兆4000億円、事業規模56兆8000億円)への期待からであろう。・・・

CFD取引日経平均株価

 

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CFDの投資対象を総て数え上げれば、5000銘柄超になってしまい、おそらく総ての人にとって、何を選んでいけばよいのか、わからないであろう。

大きく分ければ、5つに分類できる。・・・

 

                        

 

 

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CFDと聞いて、ピンと来る方はどのくらい居るだろうか。

FXでのトレード経験のある方の中には、いくばくかはいるだろうが、一般の個人投資家にはまだ馴染みの無い金融商品である。

CFDとは、Contract for Difference、の略であり、日本語では、「差金決済取引」と言う。・・・

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