日経平均が、4月頭に1万1330円超を付けてから、
下げ基調が続いている。
投資指標観点から見ても、
5月14日朝時点(10462.51円)で、
PER=19.45倍
PBR=1.28倍
と、数字だけ見れば、割安になってきている。
(リーマン・ショック以降は、当期純利益額が急激に下がった結果、
暫く、PBRは1倍割れしつつも、PERは40倍程度と、
どう考えても割高な状態が続いていたことは記憶に新しい)
昨今の株価下落要因は、
① EUの信用不安と、
② 米国のGSを始めた銀行群=サブプライム・ショックの仕掛け人、の断罪訴追
③ 景気回復の牽引役、中国の金融引き締め懸念
の3つ、と考えている。
このうち、①と③が、輸出依存の日本経済構造に直撃し、
全体として経営指標的に回復しているにもかかわらず、
株価を押し下げている。
経営指標が回復している、とは言え、
ジョブレスリカバリーであり、一般国民は、以前その果実を享受できないが、、、
(世帯当たり貯蓄額も、4年連続で下落し、2009年は前年比2.5%減・・)
加えて、日本には、GDP比200%と、巨額の国家負債が伸しかかる。
日本国民としての資産防衛の在り方について、
米国金融規制執行後の世界を見ながら、いつものように考えていきたい。
↓ギリシャ支援を独メルケル首相に迫るにあたり、EU離脱も匂わせた暴れん坊大統領、仏サルコジ

本日は、オルタナティブ投資について、述べたい。
(2)オルタナティブ投資について
オルタナティブとは、代替、の意であり、
投資の対象として、一般的な、株式、債券以外の、
リスクを高めに、リターンも大きめを狙っていける対象への投資のことを指す。
基本的に、オルタナティブ投資の対象は、PEファンドへのLP出資がメインとなり、
それ以外に、商品先物や、不動産投資も含まれる。
ここで、通常投資と異なるもう1点として、
投資先のファンドのGP(運営者)は成功報酬体系の元に機能しており、
ファンド資金管理フィーを毎年固定で獲得する上に、
リターンが出れば、その分け前は、GPにも分散される。
PEファンドとは、広義では、
① ヘッジファンド、②バイアウト・ファンド、③ベンチャー・キャピタル・ファンド
を指すが、主に
BuyoutとVCを通常指す。
加えてPEに対する取引として、金融機関が行うのは、
BuyoutがLBOする際のLeverage Loanがあり、
これも含めて、今後動向を考えていきたい。
基本的に、オルタナティブ投資も、関連するLBO Loanも
ハイリスクハイリターンな投融資であり、
税金でダウンサイドがプロテクトされている商業銀行が行うべきではない、
とするのが、ボルガールールの一端である。
続く・・・

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